イタリア生活 南フランス

サン・ミッシェル・ガレットとは?フランスで愛される伝統バタークッキーの魅力

私はイギリスに5年。

イタリアに4年。

計9年間をヨーロッパで暮らしていて、あのクッキーは見た記憶がない。

ただ、クッキーにそこまで力を入れてチェックしていないので、見逃しているだけかもしれませんが。

サン・ミッシェル・ガレット、何気なく食べたら思っていた以上に美味しかったです。
今回はアロマを学ぶリトリートに参加する為にニースへ行きました。

ベネチアからニース行きの直通便の関係で2泊前泊しました。

海の近くのサンライズが綺麗に見えるホテルで思いがけず出会ったお菓子が、こんなにも心に残るなんて。
今回は、私が南フランス・ニースで泊まったホテルで見つけた、あの小さなクッキーをご紹介します。

ホテルの部屋にあった、小さなオレンジ色の包み

一泊目と二泊目に泊まったホテルのベッドにラベンダーの匂い袋と手書きのウェルカムメッセージと一緒に、そっと置かれていた2枚のクッキー。
オレンジ色の小さな包みが2つ。
特に説明もなく、ただ「どうぞ」と言わんばかりに置いてありました。

最初は何気なく食べたんだけど──
「……え、なにこれ、美味しい……!」

サクッとした軽やかな食感のあとに、ふんわりと広がるバターの香り。
そして、ほんのり甘くてカリッとしたキャラメルの粒がアクセントになってる。
見た目は素朴なのに、味は驚くほど上品で、まるで小さなクリスマスプレゼントみたいでした。

🍪“Petite Galette éclats de caramel”という名前の秘密

帰国してからもあの味が忘れられなくて、写真を見返して調べてみました。
包みには「St Michel Petite Galette éclats de caramel」と書かれていました。

調べてみると、フランスの老舗ビスケットブランド「サン・ミシェル(St Michel)」のもので、1905年創業という、なんと100年以上の歴史をもつメーカーでした。

“Galette(ガレット)”とは、フランス語で「丸くて平たい焼き菓子」のこと。
“éclats de caramel”は「キャラメルのかけら入り」という意味。

つまりこのお菓子の名前は、
「キャラメルの粒が入った小さなガレット」ということ。

サン・ミシェルの特徴は、「ピュアバター100%」でパーム油を使わず、保存料や着色料も不使用というこだわり。
小さいけれど、素材の良さがぎゅっと詰まっています。

ホテルに置かれていた理由

なぜホテルの部屋にこのお菓子があったのか、ChatGPTが教えてくれました。
どうやらこの「Petite Galette」シリーズは、“accompagnement café”(コーヒーのお供)として、ホテルやカフェ向けに作られたプロ用のラインもあるらしい。

つまり、あの小さなクッキーは、宿泊者へのちょっとした“おもてなし”の一環だったみたいです。

他のホテルでも同じような取り組みをしていることがあるのかは分からないけれど、少なくとも私が泊まった部屋には、この小さな贈り物が置かれていました。
そんな心遣いに、なんだかじんわりと温かい気持ちになりました。

フランスらしい“おもてなし”のセンス

フランスでは、カフェやホテルでコーヒーを頼むと、横に小さなビスケットやチョコが添えられて出てくることがあります。

それは単なる「おまけ」ではなくて、“お客さんの時間を大切にする”という文化から生まれたものなんだとか。

1杯のコーヒーをゆっくり味わってほしい。
そのために、口に残る甘さや香りのバランスを考えて作られた小菓子を添える。
そんな気遣いが、このSt Michelのガレットにも息づいています。

キャラメルの優しい甘さに包まれて

このガレットの魅力は、なんといってもバターの香りとキャラメルの粒の絶妙なバランス

口に入れた瞬間はサクッと軽く、噛むほどにじゅわっと広がるバターのコク。
そこに時々、カリッとキャラメルの甘い破片が顔を出します。

まるで、冬の寒い日に飲むホットミルクみたいに、心までやわらかくなる味。

この味を思い出すと、ホテルの窓から見た夜景や、ニースの海風の香りまで一緒に蘇えるかも。

フランスならスーパーで買える!

ちなみに、この「サン・ミッシェル・ガレット」は、フランスではどこのスーパーでも見かける“定番おやつ”です。

Carrefour(カルフール)やMonoprix(モノプリ)、Intermarché(アンテルマルシェ)などのスーパーに行けば、ビスケットコーナーにずらりと並んでいます。

お値段はだいたい€2〜€4(約300〜700円)前後。
小袋タイプの「Petite Galette(プティ・ガレット)」やバターの香りが濃厚な「Grande Galette 1905」など、種類もいくつかあります。

旅行中にスーパーをのぞくと、日本では見かけないサイズやフレーバーがあったりして楽しいですよ。
見つけたらぜひ、おみやげにもどうぞ♪

オンライン、どこで買えるの?

St Michel公式ショップでは、200包入りや400包入りの業務用パックが販売されています。

個包装タイプだから、湿気にも強くて長持ち。
ティータイムや来客時に出したら、ちょっとした“フランスの香り”を演出できそう。

👉 St Michel公式サイト(フランス語)
👉 St Michel Professionalページ

日本でも輸入菓子店やネットショップで買えることがあるみたい。
「St Michel Galette Caramel」で検索すると、Amazonや楽天などにも時々出てくるみたいです。

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関連して知った“小さなフランス文化”

今回、このクッキーをきっかけに、フランスの「小さな幸せの文化」についても調べてみました。

🥐 “Petite pause”(小さな休憩)という習慣

フランスでは、仕事の合間にほんの数分でも「コーヒーとお菓子でひと息つく」習慣が根付いている。
このガレットのような小菓子は、そんな“petite pause(小休止)”の象徴なんだとか。

🎅 “お菓子を通して感じる季節”

クリスマスの時期には、街中にバターの香りが漂い、サブレやガレットの焼き菓子が並ぶ。
このお菓子を食べると、そんな温かな季節感を思い出す。

おわりに——小さなクッキーが教えてくれたこと

旅行って、観光地よりもふとした瞬間の“体験”が記憶に残ることがあります。

この小さなガレットもそのひとつ。
たった一枚のクッキーが、その土地の香りや文化、そして人の優しさを伝えてくれる。

だから私は、これからも旅先で出会った「お菓子」を大事にしたい。
それは、まるで“心に残る食べる手紙”みたいなものだから。

イタリアはイタリアでイタリア人に愛されているクッキーのブランドがあるんですよ。

どこかでご紹介できたらいいな。

まとめメモ

  • 商品名:St Michel Petite Galette éclats de caramel
  • ブランド:Saint Michel(サン・ミシェル)
  • 原産国:フランス
  • 特徴:ピュアバター100%、キャラメルの粒入り、保存料・着色料不使用
  • 用途:ホテル・カフェ用のコーヒー添えビスケット
  • 味の印象:サクッと軽いのに香ばしく、キャラメルが優しい甘さ
  • 入手先:St Michel公式オンラインショップ、輸入菓子店

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